こんにちは。池田市、阪急石橋駅すぐの石橋こころ整骨院です。
握力が低下する原因
ビンのふたを開ける、物を持つ、字を書くなど、手にそれなりの力が必要です。握力の低下が生じる原因を知り、対策をしっかりしましょう。
握力が低下する原因は、大きく分けると
◯神経や血管が 圧迫されている
◯神経が引っ張られている
◯筋肉(腱)に炎症が起きている
ということで、具体的には次のようなものがあります。
胸の筋肉やなで肩が血管や神経に影響する「胸郭出口症候群(きょうかく でぐち しょうこうぐん)」
首の骨に問題がある「頚椎症(けいついしょう)」
腕の腱(けん)が炎症を起こす「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつ がいそく じょうかえん)」
などです。
今回はその中の「頚椎症(けいついしょう)」について簡単に説明します。
首の骨には、中央を脊髄という神経が通り、骨のすき間を通って脊髄からたくさんの神経が出ています。
首の骨や椎間板(ついかんばん)という軟骨に変形が生じると、脊髄や神経が圧迫されて色々な症状がでることがあります。
脊髄から左右に分かれて伸びている神経が圧迫された場合は、圧迫されている片手だけに握力低下などが現れます。
握力低下以外にも圧迫を受ける神経によって、首や肩の痛み、手や腕のしびれ、筋肉の委縮(いしゅく)、手の細かな動きができない巧緻障害(こうちしょうがい)、歩行障害、感覚障害、頭痛、めまいなどがでることもあります。
力の減少は、体からのサインであることが多いです。急に低下したり、片手だけが弱かったりすると、血管や神経が何らかの原因でせき止められている恐れがあります。
今回紹介した以外にも沢山の症状があります。お困りでしたらぜひ一度当院へお越し下さい、治療の内容や方法など説明致します。気軽にご連絡下さいね。