こんにちは。池田市、阪急石橋駅すぐの石橋こころ整骨院です。
12歳 男の子 走っていて膝に痛みが現れ来院。
普段バスケットボール部に所属
膝の下に隆起がみられ炎症が出ていたためテーピングにて圧迫固定、大腿部(太もも)の筋にストレッチにて施術。
症状からも成長期の運動によるスポーツ障害のオスグッド・シュラッター病の可能性が高いと思われます。
オスグッド・シュラッター病とは?
オーバーユース(使い過ぎ)による成長期のスポーツ障害です。成長期には急激に身長が伸びるので骨も急成長しますが、筋や腱などの軟部組織は同じようには成長しません。また、この時期は硬い身体になりやすいため大腿四頭筋の柔軟性低下(いわゆる筋肉が硬い)により、ジャンプやダッシュなどの繰り返しの動作をすると牽引力が脛骨結節部(お皿の下の骨辺り)に加わり炎症が起こり、脛骨結節部が徐々に突出して痛みが生じます。
症状は?
スポーツ動作全般で発生しますが、特にジャンプ動作での膝屈伸時や、ダッシュやキック動作で起こりやすく、膝蓋骨下方にある脛骨結節部に限局した疼痛と強い圧痛が主症状です。局所の熱感や腫張、骨性の隆起が認められます。時に両側に発生します。 疼痛が原因でジャンプ力の低下や、ダッシュ時のタイムが低下など、スポーツ能力の低下に繋がります。
治療法と予防法は?
痛みのある場合は、患部に炎症を起こしている状態なのでアイシングをしましょう。
また安静にするのが1番ですがどうしても競技を中止できない場合はテーピングで保護をかけてあげます。
予防法としては、大腿四頭筋のストレッチなど原因となる筋肉の柔軟性をつけてあげます。
詳しくは当院までご相談ください。
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