こんにちは！こころ整骨院石橋院です！

皆さんは腰の痛みに次いでお尻から足にかけて痺れが出ていませんか？それは坐骨神経痛かもしれません🥲

そこで本日は「坐骨神経痛」についてお話します😃

★坐骨神経痛とは？

坐骨神経痛は病名ではなく腰やお尻から足先にかけて痺れや痛み出ている症状のことをいいます。坐骨神経という神経が腰から足先に伸びています。その坐骨神経が骨の歪みや筋肉の硬さなどの原因で圧迫や刺激をされることで症状が出てしまいます。腰、お尻、太ももの裏、すね、足先に症状が出現します。

★原因

坐骨神経は末梢神経の中で最も太く、長い神経です。そのため障害を受けやすくなってしまいます。特にお尻にある梨状筋という筋肉に挟まれて圧迫され痺れがでる「梨状筋症候群」になる人がとても多いです！坐骨神経は2つにわかれている梨状筋の間を通っています。そのため筋肉の緊張や骨盤の歪みで梨状筋が引っ張られることにより症状が出やすくなります。

他にも痺れがでる原因として前回のブログでお話ししました「椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」でも神経が圧迫され坐骨神経痛の症状を発症します。詳しいお話しは前回のブログに記載されておりますのでそちらをお読みください。

その他にもガンであったり閉塞性動脈硬化症といった様々な疾患でも神経痛を引き起こす原因となっております。

★梨状筋症候群について

原因の一つとして話しをさせてもらいましたが詳しくご説明致します！

梨状筋症候群はイスに座る、長時間の自動車の運転などの行為で症状が発症します。

特によく歩く方、スポーツなどで走られる方、身体の姿勢が崩れていて足が外に向いている人、長時間座っている方が多く見られます。おしりの外側あたりに痛みがあり、太ももの後面にかけてしびれがでることもあります。長く座っていると症状は強くなり、歩くと楽になることもあります。

梨状筋は臀部の中でも深部にある筋肉です。その筋肉が硬くなったり伸ばされてしまうと治療としても時間がかかってしまいます。普段から臀部が硬くならないようにストレッチを行い、同じ体制をし続けないように気をつけましょう！姿勢の歪みや足の向きなどが関係してくる疾患なので気になる方は是非1度チェックしに来院ください！

★坐骨神経痛かどうかの診断

SLR(下肢伸展挙上テスト)テスト

仰向けで足を伸ばしたまま上に挙げていきます。そこで痺れが増えたり出てくる場合は坐骨神経痛となります。

動いている時に痺れが出てくる、逆にじっとしている時に痺れが出てくる、常に痺れが出ているという方は早急に来院してください！

★臀部のストレッチ

梨状筋は深部の筋肉です！その筋肉を硬くしないように日頃から臀部の筋肉を緩め予防しましょう！

1、イスに座っている時に行うストレッチです！片方の膝の上に膝を乗せ身体を前に倒していきます。お尻の筋肉が伸びているのを感じ気持ちがいいと思うところで姿勢を止めてゆっくり息を吐きながら30秒行いましょう！それを左右行ってください。

2、長座で行うストレスです！片方の足を反対の膝に引っ掛けて上半身も一緒にねじっていきます。足の角度で伸びてくる場所が変わるので自分の硬い場所を見つけしっかりと伸ばしましょう！

3、四つん這いで行うストレッチです！足をクロスして片方の足を伸ばしていきます。こちらも曲げている足の角度で伸びる場所が変わってきます！しっかりと伸びるのを感じながら行いましょう！

ストレッチを行う際はスポーツの後や入浴後などの筋肉が温まっている時に行うと特に効果が現れやすいです。ゆっくり息を吐きながら30秒を目安に行ってください😁

★最後に

身体にとって痺れがあることは正常ではなく何かしらの病気やどこかに悪い所がある証拠になります。痺れがある方は早期の来院、ご相談をおすすめします。

神経は骨や筋肉に影響されやすく、正しい姿勢が崩れることにより筋肉の硬さや骨の歪みに繋がります！是非1度来院してもらい自分の姿勢の確認して頂きたいです！

梨状筋症候群の可能性のある方は当院では鍼治療も行っています！深部の筋肉に鍼治療でしっかりと刺激を与えれるので症状の回復を早めることができます！

その他にも様々な症状を取り扱っております。足以外に痺れがある方も是非ご連絡ご来院お待ちしております！