こんにちはこころ整骨院石橋院です!
今回は脚の歪み、X脚・O脚についてお話していきます!
◆X脚・O脚とは?
脚を揃えて真っ直ぐ立った時に膝が内側に湾曲してアルファベットのXのように見えるのがX脚、膝が外に湾曲して左右の膝がつかないことをO脚と言います。
しかし、人によってはO脚に歪んでいる脚を隠そうとして無意識のうちに膝をつける癖がある方や、X脚ですが脚を開き気味に使う方もいますので脚の歪みは人によって様々です。
X脚・O脚は見た目の点で気にする方が多いかとは思いますが見た目だけではなく様々な症状を招く恐れがあります。
◆原因は?
ではまずなぜX脚やO脚になってしまうのか?
原因は様々あり、脛骨(すねの骨)が内反してしまっている内反膝であればO脚に、外反している外反膝であればX脚の原因になりうるのですが、脚の歪みは膝だけが原因ではありません。立ち方や座り方、歩き方などの生活習慣で悪い姿勢になっており、その悪い癖がついてしまっていることによって引き起こされる事もあります。
悪い癖を続けてしまい膝への負担を放置すると大腿骨と脛骨(すねの骨)で挟まれた状態の膝関節がO脚の場合では外へ外へと向かう力が加わり、内側の半月板や関節軟骨がすり減ってしまうため膝の内側に痛みが生じやすく、逆にX脚は内方向へとずれようとするため、膝関節の外側がすり減りやすく痛みが生じやすい状態となります。更に進行させてしまうと膝に痛みを伴うだけではなく炎症が起こり、水が溜まる原因にもなります。
そのままの膝に負担をかけたまま年齢を重ねていけば骨まで変形してしまい変形性膝関節症になってしまう恐れもあります。
例えば、普段の姿勢が原因で猫背や反り腰になっており、そのせいで骨盤が歪んでしまい、身体の軸がブレてしまいます。そうすると膝関節だけではなく股関節、足関節にも過度な負担がかかりその結果、X脚・O脚になってしまうのです。
猫背や反り腰によって骨盤が前に倒れていると太ももが内側に捻れることでX脚になりやすく、逆に骨盤が後ろに倒れてしまえば足が開きやすくO脚になりやすくなります。
脚が歪んでしまっていると歩く時や立つ時に使う筋肉も正しく均等に使うことが出来ず、O脚では足の外側についている筋肉を酷使してしまうため外側の筋肉は張っていて内側の筋肉は緩んでいる状態になり、X脚はO脚とは逆に足の内側の筋肉が張りやすく、外側は緩んでいる状態になります。
他にもぺたんこ座り(正座の状態からお尻を床につけた座り方)や、お姉さん座り(正座から片方に倒れた座り方)などは脚を捻ってしまい脚の歪みを悪化させてしまう原因になるので普段よくされる方はしないように注意してください。
こういった普段の癖や姿勢の歪みの他にも筋力不足、関節の緩み、などによって膝に過度な負担が常にかかります。歪みの程度がひどくなっていくと膝だけでなく腰や足などの関節にも負担がかかることで歪み、更に脚の歪みが増すという悪循環に繋がっていくのです。
◆症状はどんなものがある?
まず皆さんが最初に気になることといえば“見た目”です。まっすぐではなかったり、均等に筋肉を使えていない影響で脚が太く見えたりもします。
他にも歪みの影響で脚の疲れが取れにくかったり冷えやすかったり、骨盤の歪みの影響で下腹部(おへその下あたり)やお尻に脂肪がつきやすくなります。
骨盤が歪んでいると腰痛の原因になるのですが、足にも影響が出てきます。体重のかかり方が均等ではないせいで足の一部分にばかり負担がかかることでその部分が硬くなったりタコが出来やすかったり、扁平足や外反母趾、巻き爪になりやすい傾向にあります。
こういった異常が出る前に歪みを正していくことが大事です!
◆治療法は?
では歪みを正していくにはどうしたらいいのでしょうか。
それは、歪んでしまっている猫背や反り腰といった姿勢や骨盤を正しい位置に戻すために骨盤矯正治療を行い、位置を正すことで脚の歪みを正して、更にストレッチといった運動療法を行い膝関節周囲の筋肉を緩めながら股関節、足関節への負担を軽減させることで見た目がまっすぐになり、正しく筋肉を使えるようになることで引き締まった脚に近づきます。
それだけではなく疲れや冷えも改善し、均等に体重がかかるので外反母趾や巻き爪といった足の悩みも改善する効果があります。
X脚・O脚を正すことでまっすぐな脚になるだけではなく、将来的な膝痛や股関節痛、腰痛のリスクを軽減出来ます。
なので悪化する前に、できるだけ早く治療を行うことが重要です!そして、治療していくには原因をしっかり治していく必要があります。
当院では骨盤矯正という姿勢の観点から今ある歪みを整える治療法があります。
脚や姿勢の歪み以外にも様々な症状を取り扱っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください!