こんにちは。池田市石橋にある石橋こころ整骨院です。
Q:年末年始は普段と生活が変わりますが、その間、心掛けたほうがよいことは何だと思いますか?
第1位:生活リズムを通常どおりにする
第2位:適度な運動
第3位:夜遅くに食べない
年末年始に最も心掛けたい習慣として選ばれたのは、“生活リズム(就寝時間・起床時間)を通常どおりにする”でした。年末年始の休暇は長いため、どうしても生活リズムが狂いがちです。夜更かしして昼近くまで寝る「遅寝遅起き」になってしまう人も多いのではないでしょうか。そんなとき、特に気をつけてほしいのが3食のタイミング。遅く起き、前夜のお酒が残っていて食欲がわかず、朝食を抜いてしまったことはありませんか? 食事と食事との間が長く空くと、エネルギーを体内に貯めようとする働きにより、脂肪が蓄積されやすくなり体重が増える原因になります。
また、第3位に“夜遅くに食べない”が選ばれているように、3食の中でも夕食の時間は非常に重要。夜遅く食べると太りやすくなる原因として近年注目されている「BMAL1(ビーマルワン)」という体内のタンパク質があります。これは体内時計の調節と脂肪の燃焼に関係しており、午後10時から午前2時の間に食事をとると、このBMAL1働きによって脂肪がたまりやすくなると言われています。単に食べる量だけではなく、食べる時間帯も重要なのです。
第2位は“適度に運動を行う”でした。お正月を家で過ごす人は、どうしても運動不足になりがちです。寒い中、外に出て歩くというのもなかなか辛いものですよね。そんなときにおすすめしたいのが「ながら運動」。テレビを観ながらちょっとした筋トレをしたりストレッチをしたりと、こまめに体を動かすことで、運動不足の解消につながります。
それでもなってしまった方は…
中医学では、脂っこいものの食べ過ぎやアルコールのとりすぎ、暴飲暴食などにより、食べたものが胃中に滞り、代謝がうまくいっていない状態を「食滞」といいます。この状態になると、嘔吐やげっぷ、胃部の膨満感や痛み、胸焼け、便秘、下痢などの症状が起こりやすくなります。この食滞が続くと肥満の原因にもつながります。
食滞を改善するには…
消化促進や老廃物の排出、胃腸の働きを整える効果のある食材をとりましょう。デットクス効果の高い食材をとるのもおすすめです。また、胃腸を休めるという意味では、思い切って一食抜くという方法もあります。
食滞の改善におすすめの食材は…
◎消化を促進するもの
大根、にんじん、かぶ、そば、ラディッシュ、オクラ、パクチー、ゆず、すだち、きんかん
◎老廃物の排出を助けるもの
白菜・ごぼう・きのこ類・海藻類・ほうれん草・小松菜・レタス・バナナ
◎胃腸の働きをととのえるもの
キャベツ、カリフラワー、さといも、れんこん、たまねぎ、大豆、りんご
◎デトックス・解毒作用があるもの
菜の花、三つ葉、しじみ、黒豆、小豆、豆腐、納豆、緑豆、菊花、ふき、みょうが、しじみ、いちじく
上記の物を上手に使いデトックスを図り、新年を迎えましょう❗